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←前月の日記 日記の目次へ戻る ![]() 9月9日(金) 最後の履修科目である Business Transformation の結果が発表になったのでこれを最初に 書いておく。 「50%はくれるでしょ」との手ごたえだったが、65%と予想以上の高評価。 得点分布図を見ても平均レベルで悪くない。 これで全ての履修科目の評価も出揃い、単位は満たすことが出来た。 残る卒論であるが、本日がその提出期限。 製本してから提出するのが一応の決まり事のため、広島市内のキンコーズへ。 なぜか USB メモリ不可、とのことで CD にコピーして持ち込む。 電車の中で見つけた単純なミス( has とすべきなのに have と書いてたり。。。お恥ずかしい。)を修正した後、プリントアウトしてリング製本してもらう。 学校から指定された表裏の表紙をつけて出来上がったものを見ると、なにやら大層な学術論文に見えてくるから人間の心理は不思議である。 これで根拠もなく「MBAプログラム全て終了!」と思い込む。 そしてその製本した2冊を郵便局から発送して全てが終了。 MBA 留学を具体的に計画し始めた2001年から考えると、4年がかりの壮大なプロジェクトが ようやく終了したわけである。 ・資格取得と留学を決意したため土日も昼休憩さえも何もないつまらない生活を送ったこと ・TOEFL のスコアが上がらず悶々とした日々を過ごしたこと ・語学留学中の新鮮な感動を日々味わったこと ・秋冬のつらいMBAプログラム中のこと ・そんな中でも少しずつ存在した楽しい出来事の数々 ・留学と関係ない部分で思い悩んだ日々のこと ・夏ごろからちょくちょく出歩いた楽しい思い出 この4年間を思い起こすとこんなことが浮かんでくる。 これでは得をしたのか損をしたのかさっぱりわからないが、そんなものはどうでもいい。 私は間違いなく多種多様な経験を積み、1人の人間として成長した、と断言できる。 私にとって英国 MBA 留学は ・予習復習に追われる忙しいもの ・英語力を原因とする焦燥感や劣等感を味わうもの ・成績評価に怯える怖いもの ・金銭的にも負担の大きい追い込まれるもの であったにも関わらず、 「楽しかった」 と100%言い切れる有意義なものであった。 これが何故であるかはこの日記を愛読いただいた皆様には言うまでもないだろう。 今もまた 「思えば遠くに来たものだ」 という想いが心から離れない。 そう、私は4年前から遠く離れた場所に来てしまっているのだ。 これからはこの場所を出発点として楽しく豊かに私の道を歩んで行きたい。 そのための道標はこの1年間で修得したはずだ。 英国 MBA 留学体験記 終 9月8日(木) 2度ほどじっくりと読み直す。 どうも構成がよろしくなく、論理があっちこっちに飛びながら強引に進めているような印象。 そんなこと今さら気にしてもしょうがない、スペルなども含めた細かい気付いた点の修正と結論 部分に補強を加えて修士論文完了、とする。 ・総ページ数:93 ・本論部分ページ数:64 ・附表ページ数:18 ・参考文献数:50 ・所要日数(データ収集・分析etc):約3週間 ・所要日数(論文執筆):修正も含めて約4週間 ・1次データ収集:店頭でのアンケートによる顧客調査・専用 WEB サイトを作成してのアンケート・ 競合の店舗と広告の観察 ・2次データ収集:主にインターネットにより周辺の人口統計や新業態の状況などを調査 昨日の日記でも実用面では満足の出来、と記したように、予算ゼロ・人員1人・実質調査可能 日数約1ヶ月・土地勘のない業界、という制約条件のもとで出来上がったものとしては合格点を 与えてよいと思っている。 欧州(英国?) MBA に特有のこの卒業プロジェクト自体は非常に有益なものだと思う。 私自身、実際の実務にあてはめて活動したことは非常にいい経験になった。 マーケティングならびに戦略論のジャンルにおいて実務を行ったことにより、このジャンルの理論と実務の結びつきをより一層強めることができたと感じている。 これが米国式だと必要な授業数を満たし終えたら卒業、となってしまって科目を跨いだ横断的な 経験・整理をするチャンスに恵まれない。 (そのため米国 MBA 学生には夏休みを利用したインターンが就職活動の側面からだけでなく 重要なものとなるのだろう。) そんなわけで卒業プロジェクト自体はウォーリック MBA のプログラムとして非常にいいと思う。 何をどこでどう行うかは個人の裁量に任されており、個人の課題を追求することができるし。 ただ、卒業論文という型にはめ込むやり方しか評価方法はないのだろうか? 論文を書き進めることで頭の中が整理されてきたという効用を個人的には感じたものの、これでしか評価を行わない、というやり方には違和感を感じざるを得ない。 とにかく明日製本して発送してしまえばプログラムは全て終了する。 しかし遠足は家に着くまでが遠足である。 提出直前にも読み直して修正するぐらいの緊張感は持っておこう。 9月7日(水) 今日取り組む修正には文献の参照が必要なので家から車で30分ほどの大学図書館へ出向く。 この大学図書館にもそれなりに通い詰めた。 先月は中旬過ぎぐらいからはほぼ毎日通っていた。 私が卒業した明治大学の図書館に通った回数より遥かに多いだろう。 ここに通って論文書きを黙々と進める単調な日々もようやく終わりを告げる。 修正内容としては、分析パートが文献からのサポートが弱い、と指摘されたのでなるべく文献から参照できる部分を探す。 しかし少しは補強できたものの、満足いくほどの補強はできず。 これは小さな美容院のマーケティング活動、というテーマからしてやむを得ないだろう。 と自分に言い聞かせて終了とする。 分析のほとんどが自分で収集したデータに依存するものになってしまったが、ここがアカデミックな見地からすると弱い点なのだろう。 しかし就職予備校の側面を持つ MBA でそんなにアカデミックを強調されても、とも思う。 分析そのものはデータに裏付けられたものであるし、そこからクライアントに対する具体的提案に結びついているので実用面では満足いくものが仕上がったと自負しているのだが。 修正終了後は Acknowledgements パート(〜に感謝の意を捧げる、とかそんなことを書くページ)を作ったり、図や表を多用したのでそれらの専用リストページを作ったりする。 内容に自信がないのでせめて見栄えだけでも、というわけだ。 もうこれで最終ドラフト、とする。 明日1日を読み直しとそれで気付いた点の修正に使おう。 9月6日(火) スコットからのフィードバックを受け取った。 もう締め切りまで日もないため、 「まあこの程度はやっておけよ。」 という優しいものだった。 見捨てられた、というわけではないと信じている。 ということで指摘された箇所をひたすら修正。 修正と仕上げを明日には終えることが出来るだろう。 9月5日(月) 来週の手術に備えて麻酔科の医師と面談のため再度病院へ。 想定されうる全てのリスクを説明してくれるため(義務を果たしているだけだが)聞いているうちに現実味が出てきてビビリが入ってくる。 私はこれまで入院したことも手術したこともないのだ。 卒論は Executive Summary も完了。 春学期の語学クラスで「Summary も Conclusion も同じようなものだ」と教わったことを思い出し、プロジェクトの目的・手段・発見したこと、を淡々と書いて終了。 金曜日に提出したドラフトに対するスコットからの返事がそろそろあるはず。 それをこなせば終了だ。 ようやくゴールが見えてきたか。 9月4日(日) 2日間かけてようやく Appendix (附表)ページが完成。 「こんなもの数時間で完成するだろ。」と思っていたのだが、行った2つのアンケートの問題と 回答・インタビューした質問と回答を全英訳して表にまとめていく作業は非常に時間のかかった。 明日 Executive Summary (まとめページ)を書けば最低限必要なものが全て揃うことになる。 9月3日(土) 卒論の締め切りは9日(金)正午に設定されているのだが、その直後に学校(MBA のみ)では プログラム終了記念パーティが催されるらしい。 (「卒業」の確定はあくまでも卒論の出来具合を確認した翌年1月。) この1年共に(?)苦しんだクラスメイト達と最後のパーティを楽しみたい ところだが、 時間的にもこれだけのために渡英することはできない。 プロジェクトを日本で行うデメリットの1つがこれだろうか。 非常に心残りで残念だが、皆には楽しんでもらいたい。 9月2日(金) 今日1日で Recommendation (クライアントに何をすべきと進言するか)パートと結論パートを 一気に書き上げる。 限界まで追い込めば私レベルの英語力でも参考文献を漁ったりする作業がなければ1日に 2,000文字ぐらい書けるものらしい。 今後何の役にも立たないであろう新たな発見だが。 もちろんこんなことができたのは事前にデータの整理や分析を済ませておいたからだが。 書き終えた後は担当教授のスコットへ 2nd ドラフトとして送信。 もう論文執筆に疲れてきたので指摘箇所(=修正が必要な箇所)が少なければよいのだが。 9月1日(木) 今月中旬に予定している鼻の手術の事前検査のため病院へ。 ここは JA が経営母体になっている総合病院だが、MBA で学んだ Operations 的にこの病院を見ているとかなり進んでいる病院である。 例えば検査のため採血が必要だったのだが、採血は「集中採血センター(正式名称不明)」で 行われており、さくさくと採血の必要な人たちが処理されていく。 担当の人はその場で私の ID 番号(?)を入力し、私が何の目的で何ccの血液を採取する必要があるかといった耳鼻咽喉科からの情報を見ながら採血作業を進めていく。 しかしながら Operation 上は手際良くて素晴らしいのだが、Human Resource Management の 観点からこれを見てみるとどうだろうか? 勤務時間中、ひたすら採血作業に従事し続けるのだ。 この作業に従事する方々への精神的配慮(作業ペースを強要されない)やスキルアップのために他の作業へ携わる配慮がなされていればよいのだが。 まあこんなことも余計なお世話といってしまえばそれまでだが。 卒論は今日で分析パートが終了。 執筆開始前にアンケート等のデータ整理や分析はしておいたのでさくさく進んだ。 |
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