2005年6月の日記

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6月30日(木)

携帯電話の充電器をなくしてしまった。

恐らく先週スコットランドを訪ねた際の宿に置き忘れてしまったようだ。

携帯電話なんて普段大して使わないのでまあいいや、と思っていたのだが、引越し業者や生活用品を譲る方との連絡など、引越し直前には必要な道具のようだ。

宿に連絡して送付してもらっても間に合わないだろう。

ということで、レミントンへ充電器を買いに出かける。

私の携帯が少々古くて不人気機種であるためか、普通の携帯電話ショップには在庫がない。

何軒かまわり
「あそこの店なら置いてあるに違いない。」
という情報を入手し、そこへ出向く。

そこは秋葉原を思い起こさせるようないわゆる「ジャンク品」なども扱っている店であり、無事充電器の入手に成功。

イギリスにもこんな店があるもんなんだ。

帰路はテウーク(韓)に会うためケニルワースで途中下車。

月曜日の中華に彼も誘ったのだが、都合が悪いということで今日会おうと誘いを受けたのだ。

「クソ忙しいのに。。。」

という気持ちが一片でもあったのは否めないが、こうした人間関係は何よりも優先させなければならないだろうから決行。

彼は今冬ウォーリック MBA をリタイアした後、英国で韓国企業を中心に職を探したものの上手くいかず、その活動を通じて改めて MBA 学位の必要性を感じたらしく、今秋より他の学校のビジネススクールに通いなおすことを決めたようだ。

それもこれも英国で職を得るためであり、私はなぜ英国にこだわるのか不思議に思って尋ねた。

彼によると、現在韓国では英語修得が日本以上にブーム(?)であり、特に子息達に英語を身につけさせようとする親の動きが凄いらしい。
英語の修得いかんによって子供の将来の可能性が大きく変わる、のだそうだ。

そのため子供が流暢な英語を身につけるであろう数年後までは英国に滞在したい、というのが彼のモチベーションであるそうだ。

なるほど、日本人には想像も出来ない「Why MBA?」が存在するもんだ。

国籍を問わずとも彼のようなナイスガイとはそうは出会えないので、とにかく将来の再会を約束し、健闘を祈ってこの言葉を送って別れた。

Taewuk, enjoy fucking MBA again!!



6月29日(水)

「金払わず日本に帰るぞ!」

という脅しのメールが効いたのか、寮の管理事務所からメールが届いて寮費の精算を完了。

続いて銀行口座の解約に出向く。

銀行の解約なんて出発直前でもいいだろう、などと軽く考えていたのだが、「5日前通知ルール」というものがあるそうで、解約の意思表示をしてから5日間銀行が事務処理を行い、そして解約となるそうだ。

出発当日にもう1度銀行に行かねばならず面倒だがやむなし。
そんなルール知らなかったので今日行っておいてよかった。

そして銀行の指示に従い、クレジットカード部門に電話。

しかし全くつながらず。

月曜日にもツァイ(中)が「キャッシュカードが機械に飲まれた!!」というトラブルに巻き込まれていたが、この国の金融機関のサービスレベルは低い。

不動産価格の上昇(インフレ気味)に基づいた住宅担保ローンを軸にして銀行を中心とした金融機関の業績は最近好調らしいが、決して提供するサービスレベルと業績が比例しているわけ
ではない。

その後ちょっとした昼寝のつもりが熟睡。

ろくに小論文の課題も進まず、夜中にごそごそと荷造り開始。

授業関係の書籍類が荷物の多くを占めるため5箱ぐらいになりそうで、かつ1箱が重い。
1箱20kg制限だそうだが、大丈夫だろうか?

3箱ほど作り終えたところでガムテープがなくなったので終了。

何とか金曜日の出荷の時間までには間に合いそうだ。



6月28日(火)

前夜の酒も残ってしんどい思いをしながらも、日通が届けてくれた引越し用段ボールを運んだり次の課題のために図書館に本を借りに出かけたり。

最後の課題である Business Transformation の締切日を私は7月4日(月)だと思っていたのだが、11日(月)に延期されたらしい。

「それならのんびりやるか?」

と悪魔の囁きが聞こえてくるのだが、4日にここを出てからはミラノ・東京というどちらかというと
遊びの予定が詰まっており、とてもじゃないが課題になんて取り組まないだろう。

7冊の本・大量のプリント・パソコン、と持って行きながら何一つ取り組まなかったイーストボーン旅行からも結果は目に見えている。

なので自転車操業のペースを落とさず、出発まで走り続けるしかない。



6月27日(月)

提出期限である4時までギリギリ粘って見直しをして課題提出。

そしてすぐに着替え等の準備をして出発。

今日は中国系女性達が中心となり、バーミンガムの中華街で私の送別会を開いてくれるのだ。

会はアジア系学生ほぼ全員集合、という感じで恐らく最後となるであろう MBA 学生同士の宴会を美味な料理と共に楽しむ。

今回は主賓扱いをしてもらい、全てご馳走になる。
ありがとう、みんな。

宴会は学校に帰ってからも近所のパブで続き、別れを惜しみながら6時間ひたすら食べ・飲み・そして喋り続けた。
別れはいつもつらく寂しいものだ。

人間関係の面からこの MBA 留学を振り返ると、今回の参加メンバーが暗示するとおり、
「アジアの壁」を破ることができなかったように思う。

もちろん悪い人間関係環境化だったわけではなく、皆にそれなりに楽しく MBA 学生生活を過ごさせてもらった。

ただ、プライベートなことも含めて何でも気楽に話し合えるかどうかというと、アジア系でない MBA 学生では秋学期で同じグループになったブレンダン(南ア)ぐらいかもしれない。

これは少々残念なことではあるが、「100人との年賀状交換よりも10人との人生の語らい」が
大事であるというのが私の考え方なので、これからどうこの人間関係をキープし発展させるかを考えるべきなのだろう。

まあそんな理屈はともかく、単純に「留学してよかった」と思えるほど楽しい時間を過ごせた今日のメンバーにもう1度感謝、である。



6月26日(日)

今週末は自転車操業フル回転。

何とか夜中3時に結論まで書き終え、明日の提出期限の時間が4時なのでそれまで十分に見直しをする時間も取れるだろう。

ということで、この科目を振り返る。

・科目名:Strategy & Practice
・講師:David Faulkner・Colin Carnall・Adrian Caldart
・試験:なし。
 評価は3,000文字の個人論文で60%の評価。
 残りの40%は授業中のグループプレゼンと3つのケースサマリー。
・グループプレゼンは私が行ったため日記に既に書いたので割愛。(4月の日記参照)
・個人課題のほうは、数多くのお題目が与えられ、任意に1つを選択するシステム。
・その中で私は企業統治に関する題目を選択。
・「経営のやり方にはいろいろな形式がある。組織と企業を統治する異なる方式がどのように
 異なるシチュエーションに当てはまっているか例を挙げて説明せよ。」
・この「異なるシチュエーション」をどう捉えるかに悩んだが、授業で習った Agency Theory
 (アングロサクソン的企業所有の考え方)と Stakeholder Theory(日・独的企業所有の考え方)
 に沿って考えるのがシンプルと判断し、両者を代表する日米の比較という形にした。
・分析には ICC(国際商工会議所?訳不明)のフレームワークを使用し、その5つの観点から
 両国の企業統治の特徴を分析。
・特定の企業を分析したわけではないし、企業統治という大企業のトップにでもならないと直接的
 に業務に影響しないトピックのため、淡々と執筆。
・新たに気付いたことは、日本企業がこの点でも急激にアメリカナイズしていることと、過去の
 日本的経営がよくバランスがとれていたことであった。
・日本企業は企業統治が機能していない、とされるのはこれまで統治機能を果たしていた労働
 組合の弱体化(進む人材の流動化のため)とメインバンクシステムの崩壊の2点が主な理由で
 あり、これまではそれなりに上手い企業統治ができていたのだ。
・参考文献に書かれていることをそのまままとめただけのようなつまらない論文になってしまった
 ため、60%の評価をくれとは言わないが、50%はくれていいだろう。

春学期の戦略論が非常に充実したものだったこともあり、期待は大きい科目だった。

しかし企業戦略を構成する要素をぶつ切りにした授業構成で、大局がつかめなかった。
春学期で学んだことは今でも覚えているが、この科目で学んだことをほとんど忘れかけている、という事実が両科目の差を物語っていると思う。

講師もエイドリアンは非常に熱のこもった授業をしてくれたが、ほかの2人のおっさんからは情熱を感じることもなく、小難しい理屈を展開したことだけが印象として残っている。
(日記を読み返すとそれなりに価値はあったようだ。日記を書いてて良かった。)

ということでこの科目の評価は「可」にとどめておく。

単に私の理解力が低いだけの可能性もあるが、課題を書き終えた後でさえ、いまいちピンと
こないまま終了してしまった科目である。



6月24日(金)

7月下旬から部屋を引き継ぐ中国人女性と学校の寮を管理する事務所を訪問。

これまでの事務局とのやり取りをしていたメールをプリントアウトして持って行ったのが功を奏し、スムーズに契約者の変更が終了。

そして私が「日割り計算になる部分を今から払いに行くから(会計課は別の建物)金額がいくらになるのか計算してくれ。」と言うとしばらく待たされた上「今コンピューターがダウンしているから
計算できない。後日にしてくれ。」などと言う。

「手で計算すりゃいいじゃん!」
と思うのだが、融通の利く事務手続きなんて望めない人達なので反論せず退却。

これ以上対応ひどかったら金払わず日本に帰るぞ、ホントに。



6月23日(木)

割り当てられている Web サーバーの容量が一杯になってしまって写真をアップできない。
写真のファイルサイズを小さくするとか手段はあるはずだが、時間もないのでそのまま。

エディンバラ3日目はダイナミック・アースから観光開始。

ここは「タイムマシンに乗って地球が誕生する約45億年前に行き、それからだんだん年代をさかのぼってゆくというアトラクション(地球の歩き方05〜06)」である。

N さんの息子の S 君(恐竜好き)とここの写真を撮ってくる、という約束をしたので訪れたのだが、自然科学に興味のない私にはいまいち。。。

それに恐竜時代のコーナーは真っ暗でデジカメで撮影するには厳しく、ろくに写真も撮ることが
できなかった。

さて、彼に何と言い訳しようか。

続いてすぐそばにあるホリドール宮殿という現在もイギリス王室に利用されている宮殿を見物しようとしたが、何の都合かは不明だが営業しておらず断念。
王室の誰かが来ていたのだろうか?

その後はカールトン・ヒルという丘に登りエディンバラ市街の風景を眺めたりパブでスコットランド名物のハギス(マトンのプディング)を食べたり。

慌ただしい中強行した旅行ではあったが、スコットランドは観光に適した楽しいところだった。

夏のイギリスはどこに行っても楽しめると思うが、さすが世界遺産のエディンバラの街並みは
格別であり、強く記憶に残る街であった。



6月22日(水)

午前中はエディンバラ市内観光。

お城には飽きた、と言いながらもここだけは格別な気がしたのでまずはエディンバラ城へ。

結果的にはお城は外から見て楽しむべきであり、中に入ると単に景色のいい高い場所にある
建物にすぎなかったのだが。

ここで日本最大手の旅行会社率いるツアーの日本人観光客集団に遭遇。

この会社は学生の人気企業ランキングでトップクラスに入る企業だが、添乗員の人を見ているととても大変そうだ。

もちろん添乗員は会社の1部門にしか過ぎないわけだが、それにしてもこの姿を見てこれが大学生が憧れるトップ企業であるとは不思議に思う。

安くない入場料だったが、すぐに飽きたのでウィスキーの歴史を学べるヘリテイジセンターへ。

ここでは製造方法から歴史までアトラクションが多く、期待以上に楽しかった。
ウィスキーの善し悪しがわからない味音痴なのが残念だが。。。

その後バスに2時間ほど乗ってゴルフの聖地、セント・アンドリュースへ。

7月中旬に行われる全英オープンを観れれば最高だったが、日程的に無理になったのでせめてコースだけでも見ておきたい、と思って訪問したのだ。

この判断は大正解だった。
到着した頃には天候も良く、テレビで見た憧れのオールドコースへ。

私もゴルファーの端くれ、感動以外の何者でもない。

最初は遠慮して側道を歩いていたが、大会前のためスタンドなどを整備中で誰もプレーをして
いないため、観光客らしき人たちがコースの中を堂々と歩いている。

なので私もコースに入って1番から18番までひたすら歩く。

私がここをまわったらいくつぐらい叩くだろうか?

海沿いの強い風・ボールを捜すのも難しい深いラフ・うねったフェアウェイ・早くて堅いグリーン・
どうやってもバンカーに落ちるように刈り込まれたグリーン周り・落とし穴のように深く掘られた
バンカー。。。

いつもの2倍ぐらい叩きそうである。

18番に帰ってきてそのままゴルフ博物館へ。

しかしもう5時を過ぎており、閉館まで30分ないので。。。と入場を断られる。

「どうぜ英語読めないからすぐ帰ってくるよ。」

と無理を言うと、

「じゃあお金はいいからとにかく5時半には出てください。」

ラッキー。

中には2000年にここでタイガー・ウッズが全英オープンを勝った時のスコアカードなども展示されており、ここは見る価値は高いと思う。

街自体は非常に小さいためゴルフファン以外にはほとんど魅力のない街かもしれないが、ゴルフファンには訪れる価値がとんでもなく高い街だと思う。

課題に対する不安を捨てきれないまま出発した旅行だが、すっかりエンジョイしている。

エディンバラ城からの街の風景。 キルトを着たガイドのおじさん。

オールドコース18番のティーグランドから。 タイガー・ウッズのスコアカード。




6月21日(火)

スコットランド旅行へ向けて出発。

先週の旅行と異なり、最初から旅行中の課題執筆をあきらめて荷物が少ないので自転車で
コベントリまで出て、電車とモノレールを乗り継ぎバーミンガム空港へ。

通常チェックインの際に搭乗口を指定されるものだが、ここでは指定されない。
ただ「搭乗待合ロビーで待っていてくれ。」と言うだけ。

格安航空会社を利用するのは初めてなのだが、こういうものなのだろうか。
それとも単に今回だけなのか、この会社だけなのか。

ここの空港には待合ロビーだけで3つもパブがあり、その1つに入ってビールを飲みながら搭乗ゲート指定を待つ。

今日気付いたのだが、こういうちょっとした時間をつぶす際、これまではコーヒーを飲んで時間を
つぶしていたのがいつの間にかビールを飲むのが習慣になっている。

イギリスでは周囲が皆そうなので違和感もなく問題ないのだが、日本に帰った際にこの習慣を
捨てられるだろうか少々不安に思う。

日本の夏はイギリス以上にビールを飲みたくなるし。

バーミンガムからは飛行時間約40分、エディンバラ到着。
エディンバラ空港からはバスで約30分で中心地へ。

天候に恵まれたこともあるが、エディンバラの街の美しさに驚く。
いや、正確に言うと見かけ上の美しさではなく歴史を醸し出す美しさ、と表現すべきか。

もうお城や教会には飽きてしまった私でさえ、この歴史を感じさせる街並みは素晴らしい。
オックスフォードの拡大版(?)、という感じで歴史的建造物と街が見事に調和している。

日本では京都や神戸が歴史的建造物と調和した街になっていて私の好きな街だが、そんな感じである。

フラフラと街並みを楽しんだ後、宿にチェックイン。

今回は£10高いだけあってか、前回の4畳から10畳ぐらいにランクアップ。

イングリッシュブレックファーストを楽しめる分、イギリス旅行は通常の味気ないホテルよりB&Bの方がお得だと思う。

チェックインしてすぐに夕食のため再び街に。

ウィンブルドン中継をしているパブを探し、3軒目に発見。

エナン・アーデン(ベルギー:エナンってミドルネーム?)の苦戦する様子を見ると、対戦相手に
何か見覚えがある。

この男前な眉毛、先週杉山愛のダブルスの試合で腰or背中を痛めてヘロヘロになった人じゃん。

1週間前には怪我人だったと思えないようなパワフルなサーブとバックハンドで全仏チャンピオンを追い詰め、何と勝ってしまった。

ここまで凄い選手だったとは。。。

女子はシード選手の苦戦が相次いで混戦模様だが、それでもクライシュテルスの優勝予想は
そのまま、としておく。

街の中心にあるエディンバラ城。 エディンバラの街の風景。
遠くには海も望める。




6月20日(月)

昨年の快進撃が嘘のように杉山愛が1回戦敗退。

ただ相手は前週のイーストボーンで破竹の勢いで予選から勝ちあがりベスト4まで進んだ選手。

試合内容を見てないが、結果だけから判断すると「1回戦負け」という言葉ほど悲観するものでもないように思うがどうだろうか。

7月後半から9月の期末まで部屋を探しているという見込み顧客の中国人女性の下見案内。

私の部屋は3階にあるので女性にとって安全性の高さは大きなセールスポイント。
あっさり納得してこの部屋に住むことを決めてくれた。

これで私の帰国直後から2週間ほど他学部日本人の T さん、T さん帰国後はこの中国人女性、と切れ目なく住居が埋まり、私の損失は値下げしてあげる分だけに収まった。

いや〜これは助かった。

課題の方は、慌てて集中しようとするも、取り掛かったからといって執筆が進むとは限らない。

具体的な参照箇所を探したりするのに時間もかかり、今日のところ指定の3,000文字のうち
約300文字という進み具合。

部屋の引継ぎのための事務手続きなどやることが増える一方で憂鬱だが、帰国日時も迫っておりもう逃げられる段階にない、とにかく自転車操業を頑張るしかない。



6月19日(日)

イーストボーンではキム・クライシュテルスが優勝。

当HP開設以来初のスポーツ関連予想的中。
だからどうした、と自分でも思うが。

火曜日からのエディンバラ(スコットランド)旅行の手配。

旅慣れた人は現地についてから宿を探したりするという。
確かに空港や主要駅には宿を探す人向けのインフォメーションデスクも見かける。

しかし私の場合、宿が決まってないと不安、ということ以上にこうして前もって計画を立てること
自体が好きなのだ。

ただ計画を立てた後、計画を立てたことに満足して実践しないという欠点を持っているが。

この旅行は bmi という格安航空会社のサイトを見てみると「バーミンガム⇒エディンバラ £2(¥400!)、エディンバラ⇒バーミンガム£2.99(¥600!)」という激安価格を発見し、急遽エディンバラ旅行を決心したという経緯である。

往復1,000円で済むのなら今回はいい宿に泊まってやろう、と思ったのだがそうは世の中甘くなく、空港使用料や税金で結局往復の航空代金は£40(¥8,000)になってしまって先週と
同じく安く泊まれそうなB&Bを探す。

さすがに出遅れたか、エディンバラ市街地から徒歩圏内の£20台のところは断られ続け、何とか£30のところを予約。
イーストボーンより都会なので相場も高めの印象。

課題が全然進んでない現状、この無理に強行する旅行を「やめとけばよかったかな。。。」と弱気になっているが、旅行から帰ってきてからの頑張りでいい思い出に変えるしかない。



6月18日(土)

暑い。

日本ほどではないが、それなりの湿度をもった暑さが昨日今日と続いている。

ここ最近は部屋でも集中して勉強が出来ていたが、今日はもうダメ、我慢ならん。

自転車操業の自転車を漕ぐスピードを挙げる必要性を感じながらも今日はダラダラ。

明日こそちゃんとします。



6月17日(金)

校内の映画をチェックしとくか、と Warwick Art Center のサイトをチェック。

すると大発見!!

何とベン・フォールズ(5月の日記参照)がここにやって来る!

しかも。。。今日!!!

チケットは売り切れ。
そりゃそうだろう。

しかしここは交渉の国イギリス、直接話せば展開も打破できるだろう。

「今日のベン・フォールズのチケットない?」
「売り切れ。」
「いや、キャンセルが発生したとかそんなのあるでしょ。」
「いや。ないよ。」

とまあ、全く交渉ではないのだが、ともかく打つ手なし。

ダフ屋さんのように開演時間前に
「チケット買うよ〜」
とやるしかないようで、あっさりギブアップ。

ベン・フォールズと杉山愛を同じ週に生で見れたらこんな凄いことはなかったのだが。。。

他には7月以降に私の部屋を借りたいという希望者とメールで交渉したりする。

「部屋を見てから決める。」
と言うのだが、
「アパート探しじゃあるまいし、意味ねーだろ!」
と思うのだが大事なお客様、月曜日に部屋を見せて最終判断をもらうことに。

夜は PC 操作の確認に Y さんが来訪。
今日が最後の授業だったということでとにかく乾杯。

私の部屋に詰まれた各科目のフォルダを見ながら
「よくこんだけやってきたよね〜」
としみじみと話し合う。

二人ともひいひい言いながらもこの MBA 留学に満足しており、今後のキャリアも含めた「人生
展望」の組み直しにこの MBA 留学はいい意味での大きな影響を与えてくれた、という点で意見が一致。

企業からの派遣である Y さんでさえ、今後の人生を見つめなおした結果、勤める会社という
フィールドは同じながらもそのフィールド内での今後の展開を考え直し、最終的なゴールに影響を与えない程度にこれまでと異なる考え方に基づく路線を会社に希望として提出したそうだ。

私はどうかというと、常に目先のことに追われてしまって目標としていた「1年間嫌というほど自分と向き合う」とまではいかなかったが、この留学を通じて自己の人生を測る新たな尺度、いわゆる「新たな価値観」というやつを持ち始めたと思う。

今ここに書き記すほどまだ整理できてないのだが、「キャリアアップサイボーグ」な人生を再び
歩まないことだけは間違いないだろう。



6月16日(木)

エセテニスファンによるテニス観戦記シリーズも今日が最終日。

宿をチェックアウトした後、とりあえず試合会場に行って日程の確認。

杉山愛は第1コート第1試合で昨日に続いてエキジビジョンマッチに登場。
さらにその後第1コート第3試合でダブルス2回戦。

第1コートの高価なチケットを購入して1試合だけで帰るのはもったいなさすぎ。
しかし第3試合まで観てしまうと帰りの最終バスの時間に間に合うか不安。
さらにこの丸2日間遊び呆けていて課題に対するビビりも入ってきた。

そんな思考回路をたどった結果、試合を観ずにコベントリに帰ることに決定。

一言とはいえ杉山愛と会話を交わしてサインももらえたのでこれ以上の贅沢はいいだろう。

駅までの帰り道、時計台のある建物の写真を撮ろうとしていると老夫婦のじいさんの方が
「俺らの写真が撮りたいのか?」
と話しかけてくる。

口調と表情でジョークだとわかったので、
「Never.(いや、ぜんぜん。)」
と返事。

「この建物に誰が住んでるのか知っているのか?」
「いや、知らない。」
「マジでヤバイから気をつけたほうがいい。」

ここで私は不覚にも真に受けてしまい、政治家だとか王室関係だとかを想像してしまった。

「誰が来てるの?」

「ゴジラ。」

「は?」

「ゴジラ。」

ここで奥さんが大笑いしたのでジョークだとようやく理解。
おもろいおっさんだ。

戦略論の課題の内容を考えたりしているとあっという間にコベントリに到着。
慣れ親しんだ風景と共に溜まったメールが一気に現実に引き戻してくれる。

やるべき事満載の状況で無理に決行したイーストボーン旅行だったが本当に楽しかった。
私に沢山の楽しくいい思い出を与えてくれた。

やはり無理してでも旅に出るべきだ。。。という言い訳のもと、来週はスコットランドだ。
何としてでもこの自転車操業をこなさねば。

ゴジラの住む?イーストボーンの街の風景。
この街にもう1度来ることができれば Happy なのだが。
杉山愛直筆サイン。
私的にはかなり自慢の一品。




6月15日(水)

朝から雨模様。

とりあえず試合会場に行くと、杉山愛のダブルスはセンターコートでの第5試合。
雨で開始を1時まで遅らせるとのことなので第5試合開始は相当遅くなるだろう。

なのでチケットだけ購入しておき、バスに乗ってブライトンへ出かけることにした。

ブライトンはリゾート地として有名であり、イーストボーンから直行バスがある。

往復2.4ポンド(約480円)と安価だったので近いのかと思ったが到着まで1時間半ぐらい。

印象としては熱海の拡大版、という感じだろうか。
人の賑わい具合はイギリス第2の都市のバーミンガム以上である。

少し街を散策し、ランチを取ったころには晴れ間も見え始めており既に2時過ぎ。
ブライトンをすぐに去るのももったいないが高価なセンターコートのチケットを買っているため、
すぐにイーストボーンへ戻る。

行きは雨のため霧がかかっていて風景が見えなかったが、このブライトン〜イーストボーンの
景色の美しさは素晴らしい。

この辺りに住みたい、と思ってしまうほどである。

試合会場到着後、組み合わせに変更がないかと掲示板を見ると、なんと「イーストボーン杯」と
銘打った杉山愛VSブラック(ジンバブエ;ダブルスにしかエントリーしてない選手)のシングルスの試合が組まれている。

他の同杯の参加者を見ると、トーナメントで早々に敗れてしまった選手を中心に声を掛けている様子。

来週のウィンブルドンに向けて芝の試合経験を増やしておきたい彼女の希望と利害が一致して実現したのだろう。
(このあたりは全てド素人の推測。杉山愛公式サイトによると、エキジビションマッチとのこと。)

場所は第3コート、昨日までジュニアの試合会場に使われていたコートであり、観客もごくわずかで寂しい感じだが、すぐそばで観れるので私のメリットは大きい。

試合は問題なくストレートで勝ち、さすがにトップ選手、試合終了後サインを求めて地元小中学生らしき集団が彼女に群がる。

もちろん私もその集団に参加。

パンフレットとペンを差し出しながら
「杉山さん、おめでとうございます。」
とドキドキしながらサインをお願いすると
「はいどうも〜」
喜んででも嫌々にでもない、ごく普通の対応でサイン。

サインを見ると漢字のサイン。
世界中で漢字のサインをしているはずもないから日本人向けのサービスなのだろう。

一仕事したような満足感で一杯になりながらセンターコートへ移動。
今日の席は昨日より早めに買ったためかコートにかなり近いいい席。

昨日もセンターコートで観たキム・クライシュテルスが登場。

彼女は怪我からの復帰途上ということで第7シードの扱いながらも実質的優勝候補であり、街のブックメーカーの掛け率をみても本命となっており、会場の人気もNO.1である。
(ちなみに日本の杉山・浅越両選手の掛け率はその他大勢扱い。。。)

強い。強すぎる。

パワー・テクニックともに充実しており隙がなく、特にスライスが面白いように有効に決まる。

これまで数々のスポーツ関連での予測を外し続けてきた私がここでまた予想しておこう。

今大会・来週からのウィンブルドン共にキム・クライシュテルスが優勝する、と。

その後寒さに震え始める時間になってようやく杉山愛・ハンツコバ組の登場。

ダブルスながらセンターコートで試合が組まれる、というのは先週のバーミンガムの大会で優勝した同ペアの力量もある程度は作用しているだろう。

しかしながら現在世界的にブームを巻き起こしているシャラポワ(ロシア)ほどではないにせよ、
とんでもなく足が長くて美人選手と評判のハンツコバの人気のおかげも大きいだろう。

公式パンフレットにはハンツコバは豹柄のワンピースというギャル丸出しの紹介のされ方。

ちなみに杉山愛は「ダブルス得意のベテラン。副業に興味アリ。」という金儲けが趣味であるかのような扱いであり、浅越しのぶは「日本国内の観光・日本の音楽・日本の漫画が趣味。」とオタク的な扱いという、どちらも間違いなく本人達の承諾をとってないであろうと思われる紹介のされ方である。

この試合で杉山愛がダブルスで好成績を残し続ける理由が少しわかった。

もちろんチームワーク作りなど人間関係の部分も大きいのだろうが、それ以上に昨日の日記でも書いた反応の速さと視野の広さがダブルスのプレーに大きく貢献している。

ボレーの打ち合いになりがちなダブルスにおいては彼女の反応の速さは大きなアドバンテージ。

それに加え、他の3人がどこでどんな体勢にあるのかを彼女だけはよく見えているように感じた。
相手ペアの間を抜いたりする裏をつくショットを数多く見せてくれたのだ。

試合は6−1と圧勝した第1セットの後半から相手ペアのコミュニケーションが密になり始め、
第2セットは0−2とリードを許す。

しかしここで相手選手が腰を痛め、フィジオ(物理療法家?:4月の日記参照)を求めるなど事態は急変。

もうサーブを打つのも辛そうで、明らかにサーブやショットに威力がない。

そうした運もあってストレートで快勝。

サインを求める少年達よ、お願いだからハンツコバだけに群がって杉山愛を通過するのは
やめてくれないか?

シングルスは1回戦で負けてしまった2人のペアだが、ダブルスではかなり期待できるだろう。

来週からのウィンブルドンではこのペアの優勝を予想、ではなく期待、しておく。

原宿のような?ブライトン。 ブライトン⇒イーストボーンの車中で。

エキジビションマッチで戦う杉山愛。
試合に出続ける彼女の姿勢は素晴らしいと思う。
ダブルスの試合直前。
ハンツコバの追っかけらしき人達に囲まれながらの撮影。




6月14日(火)

朝食でダイニングに集合。

私を含めて8組の客(このホテルは8部屋しかないので。)がいるのだが、私以外は皆リタイヤ後の生活を楽しんでいる初老の人たちである。

そのせいもあってか客同士皆気軽に会話している。
半数ぐらいの客がテニス目当てで来ているようだ。

私が杉山愛の応援に来た、と言うとドロー(トーナメントの表)を持っている初老の紳士が
「彼女の相手はフレージャーか。タフな相手だな。いい試合になるだろう。」
と語る。
確実に私よりはテニスを見ているようだ。

海辺を散歩したりして会場に着いたのが11時。

試合開始が11時半でチケットを持ってないので少し不安だったが問題なし。
まだ火曜日ということが幸いしてかチケット売り場の混雑も大したことない。

6つのコートのうちセンターコートと第1コートに入るには別なチケットが必要ということなので、
チケット購入前にまず今日の予定を確認。

杉山愛はセンターコートの第1試合、もうすぐ開始というベストタイミング。

なので高いほうの特別チケットと公式パンフレットを購入して入場、客入りは5〜6割といった
ところだろうか。

対戦相手はアメリカのフレージャー。
公式パンフレットによると、彼女は32歳のベテランで芝のコートが得意らしい。

しかし旅から旅を繰り返すツアー生活に疲れたらしく、引退後はUCLAに進学して数学教師になる予定を立てている、と近いうちの引退をほのめかすという非常にテンションの低い紹介のされ方をしている。

こういう相手には負けちゃいかんでしょ。

私の席はコートにあまり近くなかったが、それでも両者の違いははっきりとわかる。

杉山愛は日焼けしており筋骨隆々という感じで逞しい。
それに対してフレージャーは華奢な感じで真っ白。

予備知識がなかったら誰もが杉山愛有利と思うことだろう。

試合は強い風のせいか両者とも特にサーブが決まらず一進一退だったが後半からエンジンの
かかり始めた杉山愛が6−4で先取。

2セット目もエンジンのかかった杉山愛が飛び出すが、中盤からフレージャーの強烈なサーブが目立ち始め、驚異的な反応の速さで杉山愛が凌ぐ、というまたも一進一退の展開となる。

それでも辛うじてリードを保ち、5−4で迎えた第10ゲーム、40−0でマッチポイントという絶対的有利なところまで進む。

「いや〜何とか勝てたな。明日の相手は誰だっけ?」

などと考えていると、あっという間に追いつかれてデュースを繰り返した末にこのポイントを失う。

ここで少し精神的に切れたような感じでダブルフォルトでサービスキープできなかったりあっさりとこのセットを落としてしまう。

第3セット、幸先良く3−1までリードするが、この辺りからフレージャーの深くてえげつないショットが決まり始める。

結局逆転されてしまい、最後はネットインで負けてしまうという現在の運気のなさを象徴するかのような形での試合終了。

何てこった、コベントリから遠出してきて1回しかシングルスの試合を見れないのか。。。

彼女には失礼だが、決勝や準決勝ではなく、1回戦を旅の日程の対象にしておいて良かった。

テニスのことはわからないので技術的・戦術的敗因なんてよくわからないが、特に第3セットは
イライラしている感じがこちらにも伝わってきた。

「集中しよう集中しよう。」と自分に言い聞かせる気持ちが強すぎて結果的に集中できない、というサイクルにはまってしまっていたように見えた。

これは程度やジャンルを問わず誰もがはまる罠である。

フレージャーとの比較でスピードやテクニックは勝っていたように見えたし(サーブやショットの
パワーでは劣っていたが)、それどころかその後で見たクライシュテルス(ベルギー)やハンツコバ(スロバキア;1回戦で負けてしまった)といったトップクラスと比べても反応の速さだけは優れて
いたと思う。

もちろんそれだけで勝てるような甘い世界ではないだろうが、少なくとも噂される「もうダメだ、
引退しかない。」ようには素人目には見えなかった。

来週からのウィンブルドン、気分を入れ替えて頑張ってもらいたい。

私は杉山愛のファンではあってもテニス自体の経験はほとんどないというエセテニスファンだが、世界のトップレベルを生で観るというのはどんなジャンルでも楽しいものだ。

趣味の1つに取り入れるかな、テニス。

会場に並ぶ出店。
明らかにテニスと関係ない店もあるのだが。。。
試合前の練習風景。
この日の席はコートから遠かった。




6月13日(月)

マーケティングの課題を提出したりストラテジーの課題のために図書館で本を借りたりした後、
旅行へ出発。

目的地はイーストボーン、テニスの試合観戦が主な目的である。

コベントリからロンドンへ出てユーストンで地下鉄に乗りかえ、さらにヴィクトリアへ。
10日ほど前のエプソム競馬場と同じ行程のためここまではスムーズ。

前回はヴィクトリアで切符を買う際に
「エプソムまで。」
が聞き取ってもらえず、2回言い直した。

今回はイーストボーンというエプソム以上にマイナーな地名なのでいざとなったら紙に書く必要があるかも、とまで覚悟したが
「イーストボーン、OK。」
と1回で通過。

やれやれ。

ヴィクトリアからイーストボーンまで日本ではローカル列車のような牧歌的な風景を楽しむ。
イギリスは山がないので遠くまで風景を眺めることができ、楽しい。

乗り換えも迷うことなく上手くいき、順調に夜8時ごろには宿に到着。

B&B(もみじまんじゅう!ではない。Bed & Breakfast の略)と呼ばれる日本でいうところの
ペンションのようなところが今回の宿。

オーナー夫妻はとてもフレンドリーであり、そういった点もペンション風である。
さすがにダイニングでギターを弾いて客と一緒に歌ったりはしないが。

バストイレが共同なのは承知の上だったが、部屋の狭さがすごい!

4畳ぐらいの部屋に無理やりベッドと洗面台とクローゼットを詰め込んでおり、悪いことでもして
閉じ込められているようである。

それでも1泊20ポンド(約4,000円:朝食付き)なので問題ないといえば問題ないのだが、
旅行中にストラテジーの課題にとりかかろうという目論見がこれでは厳しい。

わざわざ重いパソコン・本7冊・プリント多数をこんなリゾート地まで持ってきたというのに。。。

とりあえず問題は先送りで今日はビール飲んで寝て、明日また考えよう。

イーストボーンの海岸風景。 海上に突き出した商業施設。




6月12日(日)

何とか午後3時ごろにはマーケティングの課題が完成、その後読み直して修正して完了。

ということでこの科目をここで振り返る。

・科目名:Marketing Communications
・講師:David Arnott
・試験:なし。
 評価は3,000文字の個人論文で60%の評価。
 残りの40%は授業中のグループプレゼン。
・グループプレゼンは Massey Ferguson という会社の新製品トラクターを売り出すための
 プロモーションプランを広告代理店の立場から作成してプレゼンせよ、というもの。
・このプレゼンでは日記にも書いたとおり私のグループはミスをしてしまった。
・個人課題のほうは、任意の企業を選択してそのマーケティング活動戦略を分析し、その上で
 いくつかあるお題に対して解答せよ、というもの。
・私が選択したお題は「インターネットは唯一のこれからのマーケティング活動の手段である。」と
 いうもの。他のお題もそんな極論ばかりであり、「No」と答えさせる意図が見え見えのもの。
・企業は「楽天」を選択。プロ野球団所有などインターネット以外の活動にも積極的に取り組んで
 おり、「インターネット関連企業であってもインターネットだけには頼ってはならない。」という
 論理構成に便利だと考えたからだ。
・分析には Integrated Marketing Communications (統合的マーケティング活動?)というフレーム
 ワークを使用し、その6つの観点から楽天を分析。
・取り組む前から論理展開が明確に頭に浮かぶ取り組みやすい課題だった。
・しかしながら楽天という企業やビジネスモデルの説明と言う論理展開に直接的に関係しないこと
 に前半4分の1ぐらいを使ってしまい、楽天を取り巻く競争環境やその企業戦略という部分に
 ほとんど触れることができなかった。市場環境⇒企業戦略⇒マーケティング活動戦略、という
 流れであるべきだろうに。
・そんな後悔をしながらも書き直す根性もなく、このまま提出するつもり。
・なぜなら現時点でもそれなりの品質を保っており、60%ぐらいの評価も期待できると思っている
 からである。

この科目を履修して、ようやく「マーケティングを学んだ。」という気になれた。

秋学期のナイジェルのマーケティングはわけのわからない理屈を頭に詰め込むだけの実務に
どう役立つのか意味不明で「マーケティングを学校で学ぶことの意義」さえ疑っていたが、そんなこともないとわかった。

この科目で学んだフレームワークは実務でも重要なポイントであり、秋学期に失ったと思われる学費のいくらかを回収できたと思えるほど楽しく有意義な科目だった。

実務へのフィードバックを考えるとウォーリック MBA で学んだ科目のうちのトップクラスと言い
切っていいだろう。

講師もここで12年教えているというだけあってプログラムも洗練されており、しかも学生からの
フィードバックを改善に活かしており素晴らしい。

ということでこの科目の評価は「優」である。

私の卒業プロジェクトはこのジャンルなのでこの科目との付き合いももう少し続くことになる。



6月11日(土)

朝から夜までずっとマーケティングの課題に取り組んでました。

それだけ。
ホントにただそれだけ。

授業が終わってほっとできるのはいいのだが、たった1週間でもう退屈に思い始めたかも。

7月で出て行く寮の私の部屋に引き続き住んでくれる人の宣伝活動開始。
他の安いタイプの寮に価格をあわせ、定価86ポンド/週を60ポンドに値下げして。

まずはウォーリック日本人会の掲示板に投稿。

私の出発直後から7月下旬までは1人顧客(?)を確保したので、その後の期間のためにあと
もう1人ぐらいの顧客開拓ができれば上出来だろう。



6月10日(金)

帰国日程も決まったこともあり、まずは日本人学生向けに「売ります。」メールを流した。

思った以上に早く各商品に買い手が集まったのだが、プリンタとキッチン用品(鍋や食器など)の買い手が今のところ付いていない。

同じ日本人だし、と思ってキッチン用品は全て無料としたのに。
面倒なので全部まとめて引き取って欲しい、という制限が厳しすぎたのだろうか。

以外にも私が「これが1番人気になるだろう。」と思っていた「タバコ」が全く人気がない。

銘柄(ラークマイルド)が不人気なせいなのか、ウォーリックの日本人学生の喫煙率が低いせいなのか理由はわからないが。

もし今年ウォーリックに進学することが決まっている方がいらっしゃればメールください。
私のものだけでなく、売買仲介いたします。

こんな言い方、怪しいか。



6月9日(木)

帰国日程を決めた。

7月4日(月)バーミンガム発、7月7日(木)成田着のチケットが取れた。

空白期間は何かと言うと、イタリアのミラノに立ち寄って遊ぼうという計画である。

日程も決まったことで英国日通に TEL。

イギリスから日本への引越(と言っても荷物を送るだけ)の方法としてヤマト・日通・イギリスの
郵便局、と3つが候補にあったが、私の計算上日通の留学生向けパッケージを使うのが一番
便利で安く上がるはずである。

その電話で知ったのだが、小口数で価格の決まる日本での宅配便と異なり、荷物の総重量で
価格は決まるらしい。
つまり同じ100kg なら3個に分けても5個に分けても同じ価格らしい。

荷物の搬出は土日は営業しないとの英国ルールらしく、7月1日(金)。
手荷物だけで数日過ごす必要があるが、まあ問題なかろう。

後3週間強の英国生活となったわけだが、その短期間の中で3泊4日のイーストボーン・2泊3日のスコットランド旅行を計画している。

さらに今学期の課題が3つと卒業プロジェクトの準備と勉強面もやること多し。

私の英国生活は最後の最後まで自転車操業で過ごさなければならないようだ。



6月8日(水)

杉山愛がお隣の市、バーミンガムで試合をしているらしい。
調整のため急遽参戦を決めたようだ。

私は来週イーストボーンという英国南部の海沿いの町まで旅行に出かけて彼女の試合を観る
予定なのだが、バーミンガムに来ると判っていればイーストボーンなんて遠いところまで行かなくてもよかったのに。。。

まあそれはそれ、英国のリゾート地を楽しむことにしよう。

帰国日程を大体決め、大学のアコモデーションオフィスに
「プロジェクトで帰らなきゃいけなくなったんで来月出て行く。寮費は日割りにしてくれ。」
とメールをすると、

「50週間の契約書にサインしたでしょ。9月分まで払え。」

とあっさり申し出が却下された。

ロンドンなどであれば日本人観光客などを相手に夏の期間貸しだしたりすることもできそうだが、なにせここはコベントリのしかも市街地から離れた学校の中、観光客などいるはずもない。

代わりに住む人を探すのと、大学への交渉の両面をあきらめずに行うにしても、見通しは暗い。
住みもしない部屋の2か月分の家賃を払うなんて何とか避けたいものだ。



6月7日(火)

天気も良く、コベントリ市内へ自転車を取りに行く。

先週の土曜、電車のトラブルで隣駅から直接タクシーで帰ったため駅前に自転車を置きっぱなしにしていたためである。

自転車を取りに行くだけではもったいないので散髪屋へ。

もうイギリスで髪を切ることもないだろう。

と感慨にふけりながら仕上がりを見てみると、見事なソフトバンクホークス城島の出来上がり。

親父、いい思い出をありがとよ。

その後はパブでビール&ランチ。

ビール党にとってパブは日本に持ち帰りたいイギリス文化の筆頭に挙げられるだろう。
昼間にアルコールを口にすることがよしとされない日本ではパブの存在理由も薄くなるが。

昨日財務分析の課題を提出したのでこの科目を振り返ろう。

・科目名:Financial Analysis
・講師:Colin Clubb
・試験:なし。評価は2,000文字の個人論文で100%の評価。
・イージージェットとライアンエアーという有名格安航空会社2社の財務諸表を近年の
 パフォーマンス、戦略、企業統治、本質的企業価値、の観点から比較して論ぜよ、という課題。
・本質的企業価値の計算をするモデルを組むのにかなりの時間を費やして苦戦した。
・幸いにも2009年までの両社の成長予測をしているアナリストのレポートを発見したのでその
 売上予測数値をそのまんま使用。
・そしてイージージェットに関しては機体増設計画が公表されていたので機体増加がそのまま
 売り上げ増に結びつくと仮定してのモデルも作成。
・すると想定株価に1ペンス(約1円)の誤差しか出ないという見事な予測。
 私ってすごい?アナリストの予測がよくできているだけか。
・その他「成長が○%だったら。。。というモデルも追加。
・WACC(ざっくり言って資金調達の金利)の計算も苦戦。
・特にライアンエアーはインフレ気味のイギリスにおいて不自然なほど低金利。
 同社の健全な財務基盤を考慮すれば不自然ではないのかもしれないが。
・WACC も「もし○%だったら。。。」という仮定モデルを両社とも作成追加。
・求められていることが明確なので取り組みやすい課題ではあったが、聞かれていることの多さと
 制限字数が反比例しており、1つ1つの質問に対する回答が非常に薄っぺらくなってしまった。
・とはいっても論理的に解答しようとするととてもじゃないが2,000文字では書けない。
・本当にこんなのでいいのだろうか?との疑問を捨てきれないまま提出。

この科目で習ったことは実務でも活かせそうであり、「このモデルを5年前に知っておけば。。。」と思ったほど楽しく有意義な科目であった。

しかし講師はよくない。

事前準備などをしているように見受けられず、適当にやっている印象大。
習う内容はよいので他の講師からこの科目を習えればよかったのに、と思う。

ということで講師の分を割り引いてこの科目の評価は「可」とする。
この講師は昨年までロンドンの某校にいたそうなのでそこの卒業生に評判を聞きたいぐらいだ。



6月6日(月)

今日はいい出会いがあった。

残念ながら色気のある話ではなく、卒業プロジェクトの指導教官が決まったのだ。

先週の木曜日、凹んだ日にプロジェクトマネージャーのジェズに助けを求めたのが功を奏し、
スコットというアメリカ人の教授を紹介してもらっており、ミーティングを行った。

前回の某教授とは全く反応が異なり、「いや〜非常に興味深いプロジェクトだ!ぜひ俺と一緒にやろう!」とテンションがとても高い。

具体的なプロジェクトの進め方に関しても某教授とは方法が異なり、1次データの活用(自分で
直接インタビューやアンケートで集めるデータ)を前回は否定されたのだが、スコットは1次データの収集を前提に話をする。

この辺りが純粋培養の学者と10年の実務経験のある人の違いなんだろうか?

卒論の構成内容まで話は及び、2時間も時間を割いてもらった。
おかげで卒論のために何をしなければいけないのかもかなりクリアになり、ヒデキ感激!!

前回の某教授とのミーティング後は「論文という形で仕上げることができるのだろうか?MBA のプロジェクトのトピックとしてふさわしくないのだろうか?」と懐疑的になって自信喪失していたが、
今日のミーティングで復活。
クライアントに役立つものにできそうな自信が回復したし、私自身も楽しめそうだ。

と、指導教官も決まったことでスケジュールを計画できるようになり、7月中旬までには日本に
帰国してプロジェクトを開始できる体制を整えようと考えている。

しかしながら正直に言って、美しい季節の英国で自分のペースで資料だけに集中して卒論だけに
黙々と取り組む生活に後ろ髪引かれる思いはある。
飽きたら旅行にふらっと出かけたりなんかして。
楽しそう〜。

それでも、あえてプロジェクトを選択したことでこのプロジェクトを通じて自分のためだけでなく、
少しでも人様のお役に立てればハッピーだし、それがこの留学のためにお世話になった方々に対する間接的な恩返しになるだろう。

なのでプロジェクトは可能な範囲でアカデミックなアプローチだけに明け暮れることは避け、
「論文を書くこと」そのものが目的とならないよう気を配りながら進めたい。



6月5日(日)

日記の順序として昨日と逆になるが、先週で全ての授業が終了した。

今日の Y さんのセリフじゃないが、

「もう本当〜に疲れたね〜。」

というのが率直な感想であり、2度と MBA なんてやりたくない、とさえも思う。
(もちろん2回もやる奴なんていないが。)

では MBA 留学は辛くてつまらないのか、と総括的に振り返ると、楽しかったとも思う。

試験直前の無駄と思える暗記に取り組んでいる時、課題の小論文を書かなければいけない時、など部分部分では「めんどくせ〜。」という気持ちが強くてとてもじゃないが楽しくなんかないの
だが、これまでを全体的に考えると、授業で学んだことそのものや学ぶプロセスを思い出すと
「楽しかった。」と思えるのが不思議である。

いずれにしても授業そのものはもう終わったのだ。

・膨大な予習にウンザリすることも
・教授やクラスメイトの英語が聞き取れなくてつまらない思いをすることも
・唐突に教授に発言を求められて焦ることも
・発言を教授に「聞き取れなかった。もう1回お願い。」と言われて凹むことも
・英語のプレゼンで過度に緊張することも
・発言やプレゼンを評価されて喜ぶことも
・グループワークで言いたいことが言えずイライラすることも
・グループ内で喧嘩が起こって気まずい思いをすることも
・グループに貢献できずにがっかりすることも
・活躍(?)をメンバーに褒められて有頂天になることも
・キツイ負荷で体力的にへばることも

もう経験することはない。

とりあえず自分に
「お疲れ。」
と一言だけ声を掛けておく。



6月4日(土)

今週で MBA での授業が全て終了した。
あと2週間授業は続くのだが、科目選択の都合により私は終了した。

この開放感にタイミングよく今日は英国エプソムダービーの開催日。
渡航前から楽しみにしていたイベント、逃す手はない。

スタンドへのチケット入手のため早めに出発。

しかしコベントリ駅でダイヤを確認すると、ロンドン行きは「BUS」の表示。

最初は「BUSY(混雑)」の略で「混雑で遅れてるのかな。」などとのんきに思っていたが、反対方向は時間通りにスムーズに動いている。

これで鈍い私もさすがに気付いた。

「BUS(バス)」に振り替え運行、という意味だ。

案内されるがままにバスに乗り、Nuneaton という見知らぬ街に連れて行かれて不安に思うも
そこからロンドン行きの電車が出ており、何とかロンドンへ。

地下鉄と電車をさらに乗り継いで到着したのは既に3時、ダービー出走1時間前。

駅から競馬場までは人の流れに乗って迷わず行けたものの、競馬場の広さに驚く。
到着してしばらくはどこを馬が走るのかも理解できないほど感覚が違った。

競馬場の雰囲気はお祭り状態で、ピクニック感覚で訪れている人でごった返しており皆ビールやワインを片手に楽しんでいる様子である。
中にはドレスアップしている人もちらほらと見受けられる。

スタンドのチケット売り場には長い列があったのでスタンドはあきらめて無料で入れる内馬場の
ゴール100m ぐらい後方に陣取る。

ビールを片手にプログラムを見ながら予想。

私の本命は「デュバイ」というアラブの石油王の持ち馬に決定。

どの馬にも何の知識も思い入れもないため、「イギリスという異文化環境下で頑張って欲しい。」と自己の背景を無理やり投影するこじつけを作ってこの馬を選んだのだ。

ドバイミレニアムが残した1世代だけの産駒の中の1頭、というのもロマンチックではないか。

ただしこの馬はアラブからやって来たのではなく、持ち主がアラブの王子というだけで、馬自体は生まれも育ちもアイルランドというバリバリのネイティブスピーカー(?)なのだが。

馬券は日本のようなシステマティックなものでなく、予想屋のおじさんのような感じで出店しているブックメーカーで購入することになる。

5軒ぐらい並んでいたが、どれも最低金額は5ポンド(約1,000円)でデュバイの単勝は5倍、と条件は同じのようだ。
なので適当に列の短いところに並ぶ。

そこで「ダービーのデュバイの単勝を5ポンド。」とおじさんに告げると店の後ろにいる人に向けて「ダービー・デュバイ・5ポンド。」と叫んで486番と書かれた整理券のようなものをくれるだけ。

どうやら後ろにいる人が一生懸命「486番はダービー・デュバイ・5ポンド。」とノートに書き写しているらしい。

「こんな原始的なやり方で本当に払い戻ししてくれるのか?」
と不安に思う。
馬券は外したので払い戻しのお世話になる必要もなく、余計な心配だったが。

レースは本命の「モティベイター」が評判どおりの強さを見せ、デュバイは3着。

日本のエルコンドルパサーを凱旋門賞で破ったモンジュー産駒がワンツーフィニッシュ。
そういう物語設定で馬券購入をすべきだったのか。

その後の2レースは馬券を買うこともなく、ピクニック気分で雰囲気とビールを楽しんで終了。

終了後の電車はさすがに混雑。

困ったのが酔っ払いが多く、まるで巨人に勝った後の甲子園付近の阪神電鉄車内のよう。

一人でポツンと立っているアジア人という絡まれやすい状態だったのでヒヤヒヤしたが、
「ヘイ、どっから来たんだ?コベントリ?遠いな〜。ハッハッハ。」
と陽気に済んだので助かった。

ロンドンに到着するもコベントリ方面への電車は復旧しておらず。

やむをえないのでラグビーと言う隣の駅から振り替えのバスに乗ろうかと思うがバスは1時間
以上も先でその時すでに夜11時前。
なのでそこから直接タクシーにて帰宅。

コベントリからエプソムまでは遠く、電車のトラブルもあって大変だったが英国ダービーの雰囲気を楽しむことができ、遠路をはるばる行って本当によかった。

楽しみにしていたうちのゴルフとテニスの全英オープンは日程の都合上ギブアップ予定だが、
1つでも実現できて楽しむことができたので良しとしよう。

内馬場から臨む最後の直線の風景。 スタンドに陣取るセレブな人たち。

働くブックメーカーのおじさん達。 今年のダービー馬、モティベイター。




6月1日(水)

今日の授業のために野中氏の書いたナレッジマネジメントに関する記事を読んだ。

書かれたのがバブル真っ最中という事もあって日本企業礼賛になるのはしょうがないにせよ、
それを割り引いても興味深いものであった。

「潜在知識」を顕在化させて従業員皆で共有化することによってイノベーションに結び付けていくというのは今まで何となく課題だと感じていたことではあったが、はっきりとそれが企業の課題の1つであると気付かされた。

これは私の実務経験上はっきり言って上手くいったことがない課題であるし、ましてや個人情報保護法の施行もあってますます難しい課題になっていくだろう。

この文献によると、例えば松下電器はホテルの料理人のスキルという「潜在知識」にパン焼き機の開発者がぴったりと張り付いて観察したおかげで「顕在化」することができ、それを皆で共有
することで開発に成功してヒット商品に結びつけた、という例が取り上げられている。

さらに筆者は日本企業がこれを達成できたのは「組織上のムダ」があるからだ、としている。

例えばキャノンでは同じ商品を開発するのに複数の開発グループが競う形にする、などの例を
挙げている。
もちろん上記の松下の例も開発者が1年もホテルに張り付くなんてムダと思われる行為だ。

では現状の日本企業はどうだろう。

私は日本の製造業に勤めた経験がないので不確実だが、リストラやらなんやらかんやらで組織上のムダを徹底的に排除しようとしているのではないだろうか。

2つめの成功要因として、「ジョブローテーション」が挙げられている。

部署を超えて人が行き来するから情報が顕在化し、知識の共有が出来るのだ、という理屈。

しかしこれは終身雇用制の崩壊によって従業員のモチベーションを保てないため従業員からは嫌われる制度となってきているし、(現実を知るわけではないが)以前よりは減ってきているのではないだろうか。

もう1つの成功の理由として、例えば花王の誰もがキーとなる情報に簡単にアクセスできる、
という点が挙げられている。

これも個人情報保護法の施行に伴い情報セキュリティの重要さが言われる昨今の情勢だと、
この「誰でもアクセス可能」という体制はキープできないだろう。
(とっくにこんな体制は変わっていると思うが。)

これからの日本企業はどうなっていくのだろうか?

技術革新は継続しなければならないし、組織上のムダも許されない。

これまで幾度ものピンチを乗り切ってきた日本の製造業、これらの相反する課題もまた乗り越えられるのだろうか?

前にも書いたのだが、海外から日本の事例を学ぶにつれ、日本の製造業の偉大さには本当に頭が下がる。
(「製造業だけ」なのが残念であるが。)

皮肉なものでわざわざイギリスまで来て「日本的経営バンザイ!」などと言いたくなる。

もちろん周辺環境も変わり、日本的経営が変わらなければならないのは承知しているが、それにしてもこれほどまでもよく出来たシステムが変わっていくのは勿体無い気がしてならない。

こういう気持ちがある限り、帰国後もある程度はビジネスに関する学習を続けるであろう。
そういう意味でも自己のキャリアとしても製造業に魅力を感じてしまう。
(こればっかりはどう転ぶかわかりませんが。)